フジロック2024参戦記。苗場に響いた戦場のメリークリスマス
こんにちは。税理士の関田です。
今年もまたフジロックフェスティバルへ参戦してきました。
これで通算11回目。
1日券が昨年より2,500円(!)も値上げされた今年のヘッドライナーは、
- 1日目 THE KILLERS(←SZAの謎キャンセルからの)
- 2日目 KRAFTWERK
- 3日目 NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS
という何とも食指の動きづらいラインナップ。
まあヘッドライナーはともかく、2番手以降の海外アーティストは「どなたですか?」な方たちばかりで(失礼。最近あまり音楽を聴いてないだけです)、近年のギャラ高騰&円安によるブッキング難はチケット代の値上げで補えるレベルではないのでしょう。
こんなときは「もう2度と観られないかもしれないアーティストを観ておく」という近年の方針(ディランとか、永ちゃんとかね)に立ち返るべし。
というわけで、テクノの元祖・クラフトワークを目撃すべく、いざ土曜の苗場へGO。
例年同様、当日勝負の民営駐車場を確保し、会場まで歩くこと約15分。
3日間で一番人出が多いはずの土曜にもかかわらず、入場ゲート前の飲食エリアは閑散。
やはり若者はクラフトワークに興味ないのか?
客層も中年率&外国人率高めに見えます。
いつもは大行列の物販コーナーも、人少なっ。
入場ゲートを通過後、日差しと雨をしのげるグリーンステージの木陰に陣を張り、ひとまずオアシスエリアへ。
今年ももちぶた串ミッション、done✅
蒸し暑いので、ビールが美味いこと。
グリーンに戻って、まずはTOKYO SKA PARADISE ORCHESTRAから。
2年前にも観ましたが、やはりグリーンのトップバッターが良く似合いますね。
スカパラ後は、
しばし読書タイム → THE LAST DINNER PARTY(やけに日本語上手な子がいましたね) → 小腹が空いたので再びオアシスへ。
雨降ってきた!
が、すぐにあがりました。
気になっていた、最近インド系料理屋でよく見かけるビリヤニを初体験。
想像以上にスパイシーで、ジンジャーハイボールに良く合いますな。
お次は、2015年のフジ以来の10-FEET。
心地よい爆音にいざなわれて寝落ちしている間に”第ゼロ感”が終了しておりました。
無念。。
気を取り直して、ホワイトステージへ移動。
2年前に見逃してしまった折坂悠太を初めて観ることができました。
心に沁みる唯一無二の歌声、どこか郷愁を感じる音。
フジに呼ばれる理由がよく分かりますね、実に良かった。
このあとはしばしお散歩タイム。
最奥のオレンジカフェにて本日ラストのアルコールを。
塩レモンサワーとチーズバーガー。
最高の夕方じゃないか。
来た道を戻る途中、ヘヴンにてスガシカオをちら観。
スガ氏、ゴキゲンでフジ愛を語っておられました。
再びホワイトへ戻って、楽しみにしていた久々のくるり。
生で観るのは2009年の大宮ソニックシティ以来、15年振りです。
ドラマーがもっくんじゃなかったのは残念でした(でもサポートドラマーの方も達者だったなあ)が、新旧織り交ぜたセットで楽しめました。
ゲスト女性ボーカルを呼んでの”琥珀色の街、上海蟹の朝”、最高でしたね。
ようやくグリーンに戻って、残るはBETH GIBBONSとKRAFTWERK。
ベス・ギボンズはポーティスヘッドのボーカルということで、正直存じ上げなかったのですが、カンペを見ながら恥ずかしそうに何度も「ミナサン、ヤサシイ」を連発していて、とてもチャーミングな方でした。
そしていよいよクラフトワーク。
4人が横一列に並ぶお馴染みのスタイルで、どれも一度は聴いたことのあるオールタイムベスト的な曲たちが淡々と演奏されていきます。
ハイライトは、坂本龍一との写真をスクリーンに映しての”戦場のメリークリスマス”~”Radioactivity(放射能)”。
どうやら、現地にいなかった一部のヒステリックな方たちがその演出に対して過剰に反応されているようですが、クラフトワークのことをロクにご存じないのであれば、あまり・・・・・ね。
それはともかく、偉大な先駆者の演奏を生で観ることができて大満足です。
ということで、今年のフジも無事に終了。
来年はそろそろロックの大物ヘッドライナーに期待したいですね。
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