東京都市圏パーソントリップ調査の回答が想像以上にしんどかった件。
こんにちは。税理士の関田です。
先日、埼玉県の都市整備部都市計画課から「東京都市圏パーソントリップ調査ご協力のお願い」なる郵便物が送られてきました。
こんな面倒くさそうなお葉書はいつもなら即ゴ〇箱行きのところですが、
『埼玉県にお住まいの方々から無作為に抽出をさせていただきましたところ、あなたのご家庭が調査の対象となりました』なんて言われると、悪い気はしません。
というわけで、ちょっとした懸賞に当たったような気分で回答を始めてしまった結果、回答がしんどすぎてヒドく後悔した、というお話です。
パーソントリップ調査とは
「パーソントリップ調査」とは、人(パーソン)のある一日の移動(トリップ)に関する情報を収集することでその地域における人の動きを調べ、交通機関の利用実態を把握しようという目的で行われている調査だそうです。
東京都市圏では10年に1度行われており、今回が6回目ということで、つまりはもう50年の歴史があるんですね。
選ばれてなんとなく得した気分になっていましたが、東京都市圏だけで100万人が調査対象ということなので、多分10件に1件ぐらいは届いているのではないかと。
いざ回答
今回は「9月12日」の世帯全員の行動を「9月21日」までにホームページで回答せよとのことで、「回答期限早くない?」と思いましたが、あんまり先延ばしにするとその日の行動なんて忘れちゃいますもんね。
昨日の夕飯ですら思い出すのに苦労する今日この頃。
さて、ホームページを開いてまずはIDとパスワードを入力。
すると、まずは世帯データの入力画面が。
ん?住所欄の下に、なぜか世帯年収を入力する欄があります(交通実態調査と関係あるの?)。
任意ということなので、もちろんパス!
というか、わざわざ入力する人なんているんですかね…。
続いて、車や自転車の所有台数を入力し、
さらに世帯構成を入力するのですが、
世帯全員の性別や年齢から、
職業や勤務時間まで入力しなければならず、このあたりから徐々に面倒臭さを感じ始めます。
まだ「トリップ」情報の入力画面にすらたどり着いていないのに。
ようやく基本情報的なものをすべて入力し終え(ここまでで既に10分近く経過)、いよいよ「トリップ」情報の入力画面へ。
ここで、目を疑う文字が飛び込んできました。
『すべての回答には15分~20分程度の時間を要します。』
……。
一瞬、このままYahoo!ニュースに飛んじゃおうかと思いましたよ。
「全員で」じゃなくて、「1人当たり」15分~20分ですからね。
幸い、5歳未満は入力不要ということで、我が家は2人分だけの入力で済んだのですが。
ここからは、1日の移動実績をひたすら入力させられるわけですが、
大体の移動先を入力すればいいのかと思ったら、移動先の住所、施設の種類、目的、そこで使ったお金(だから何で?)までいちいち入力しなくてはならないのです。
もちろん、出発時刻・到着時刻(分単位で)、交通手段なども。
外出が少なかった日だったのが救いですが(本当ですよ)、終日外出の日だったらかなり悲惨なことになっていたと思います。
それでも、保育園の送迎やら、ちょっとしたコンビニへの買い物やらも入力し、すべて終えた時には1時間近く経っていました。
感想
こんなに大変だと事前に分かっていれば……ですね。
行政機関の方々には、どうかこの情報をお役立ていただき、渋滞解消・通勤電車の混雑緩和に取り組んでいただきたいと思います。
通勤電車にはもう乗りたくないですけどね。
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