ホンダF1、13年ぶりの優勝。フェルスタッペンはやっぱり王者の器

こんにちは。税理士の関田です。

先週末のF1第9戦・オーストリアGP。

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが今季初優勝を果たしました。

ホンダとしては、2015年にF1復帰してからの初優勝で、最後に優勝した2006年ハンガリーGPからおよそ13年ぶりの歓喜の瞬間でした。

2番手スタートからまさかのスタート失敗で7番手に落ちたものの、ミディアムタイヤスタートのアドバンテージでピットストップを遅らせ、レース終盤にフレッシュなタイヤでライバルを料理していくフェルスタッペン。

レース中盤までは優勝の可能性なんて全く考えていなかったけど、これはもしかすると…。

残り4周、ついに先頭を走るルクレールに追いつき、まずは3コーナーでインに飛び込む!

ルクレールも譲らず両車並んだままコーナーを立ち上がるものの、ここではフェラーリの方が若干トラクションが良く、前に出るには至らず。

ルクレール、しぶといな。

でも大丈夫、まだあと3周ある。

そして翌周、同じく3コーナーでフェルスタッペンがルクレールのインを刺す!

が、今度はタイヤ同士が軽く接触し、はじかれた形のルクレールはコース外へ。

うーん、ちょっと微妙だけど、とりあえずフェルスタッペンがトップ!

ルクレールに最早フェルスタッペンを追いかける余力はなく、最後は余裕のトップでレッドブル・ホンダがチェッカーを受けました。

ただ、やはり例の接触は審議案件に…。

うーん、レースは本当に最高だったし、何よりホンダの現行PUでの記念すべき初優勝なわけですが、前々戦(カナダ)と前戦(フランス)の裁定の件もあり、なんだかモヤモヤしたままレース後のセレモニーを見ることに。

最近のスチュワードの裁定傾向からすると「5秒ペナルティ」あたりは食らいそうな気もするけど(そしたら2位転落)、インに飛び込んで何となく流れでアウト車を押し出しちゃうのって、昔ハミルトンがロズベルグに対してよくやってた手口だよな…(そのときは何らお咎めなし)。

フジの中継が終わってからも、審議の結果が気になってなかなか寝付けず、時折ネットをチェックするものの何も情報は出てこない。

何でこんなに審議に時間がかかるのか。

もしや、大挙集結していたフェルスタッペンファンの暴動を恐れて、ファンがサーキットを後にするまで発表を遅らせているのではないか。

だとしたら、やっぱりペナルティということか?

考えても仕方ない、もう寝よう。

そして翌朝、目覚めるやいなやスマホをチェックすると、

「接触はレーシングインシデント扱い、フェルスタッペンの優勝確定」

のニュースが!

・・・(感無量)

せっかく録画しておいたので、リアルタイムではちょっとモヤモヤした気持ちで見ていた表彰式を、今度は晴れやかな気持ちで見ることにしました。

では、あらためて最高の瞬間を。

まずは、ホンダのロゴを指さすフェルスタッペン(粋なことしてくれるねえ)。

トロフィーを高々と掲げるホンダF1の田辺TD。

プレゼンターのゲルハルト・ベルガーと担当エンジニアだった田辺さんの熱い抱擁。

フェルスタッペンにシャンパンをかけられる田辺さん。

いやーほんと最高!

これは久々にF1速報を買わないと。

それにしても、フェルスタッペンはどんどん凄いドライバーに成長しています。

なんせ、同じマシンに乗るガスリーは周回遅れですからね。

チャンピオンチーム・メルセデスへの移籍も噂されているフェルスタッペン。

いつかはワールドチャンピオンを獲る器なのは間違いないけれど、どうか最初のタイトルはレッドブル・ホンダとともに!


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