3年ぶりの鈴鹿でフェルスタッペン総合2連覇。2022年F1日本GP
こんにちは。税理士の関田です。
新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となっていたF1日本グランプリですが、今年は無事に開催されました。
決勝日は予報どおりの悪天候になりましたが、現地へ行かれた方は雨の中2時間耐えた甲斐がありましたね!
まずは何といっても、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。
ホンダのお膝元で2年連続のワールドチャンピオンを決めました。
昨年は物議をかもした最終戦・最終ラップでの逆転劇でしたが、今年はまだ4戦を残しての余裕の戴冠。
開幕3戦目で早くも2回目のリタイヤを喫したときは、まさか鈴鹿で決着がつくなんて想像だにしていませんでした。
もちろん、前半戦ではチャンピオンシップ本命とみられていたフェラーリの体たらくぶりに助けられたことは言うまでもありません。
とはいえ、マックスは昨年までの接触も辞さない強引なドライビングが鳴りを潜め、引くべき時には引くすっかり”大人な”レース運びができるようになりました。
持ち前のスピードに加え、きっちりポイントを重ねる堅実さも身に付けた今のマックスは、もはやシューマッハやハミルトンの領域に達したといっても過言ではないはず。
これでまだ25歳だというのですから末恐ろしい。
一方、初の母国GPを迎えた角田裕毅は13位フィニッシュ。
予選ではチームメイトに勝ち、決勝もスタートで9位にジャンプアップするなど本人はよく頑張っていたと思いますが、いかんせん今シーズンは車のデキが。。
アルファタウリの拙い戦略もあり(今回も謎のタイミングでタイヤ交換)、もう長いことノーポイントレースが続いていますが、残り4戦で何とか良い結果を出してほしいところ。
そして、デフリースをチームメイトに迎える来年は、レッドブル軍団に残れるかどうか正念場のシーズンとなります。
やっぱり日本GPには日本人ドライバーがいないと。
そして、今季限りで引退するセバスチャン・ベッテルは6位入賞を果たしました。
スタート直後の接触で最後尾に落ちてしまいましたが、再スタート後は思い切って真っ先にタイヤをWET→INTERに交換して見事アンダーカットに成功。
雨のベッテルといえば、トロロッソ時代のイタリアGP優勝が思い出されますね。
鈴鹿を愛し、鈴鹿にも愛された「4 times champion」の素晴らしい鈴鹿ラストランでした。
さて最後に、日本GP開催時期について思うところを。
今年は金曜と日曜が完全ウェット。
決勝は危うく2周で赤旗終了になりそうなところ、16時すぎから奇跡的に(?)鈴鹿周辺の雨雲が途切れてなんとか28周を消化できましたが、思い起こせば前回(3年前)も台風で予選が日曜朝に延期。
それ以前にも、数年おきに台風や大雨による影響を受けてきました(2014年にはビアンキの痛ましい事故も)。
毎年9月下旬~10月上旬に開催されてきた日本GPですが、雨のリスクが低い季節の開催は難しいんですかね?
たとえば春先のオーストラリアGPとの連戦とか、できそうな気もするのですが。
鈴鹿サーキットの一存で決められることではありませんが、これに懲りてF1側もそろそろ開催時期を考え直してもいいのではないかと思います。
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