令和5年分の確定申告を振り返る。

こんにちは。税理士の関田です。

息もつかせぬ確定申告期間が終わり、今週は確定申告の残務処理からスタート。

激務から解放され、フワフワした気分で申告書類の返送作業にあたっていたところでしたが、この時を待っていたかのように休戦中(?)だった調査の件で税務署から連絡が来ました。

いつまでも余韻に浸っていられませんね。切り替えないと。

では、今年も確定申告の振り返りを簡単に。

今回の確定申告期間のテーマは、ずばり「歯痛との闘い」でした。

永久歯に生え替わってからというもの、虫歯を含め、歯のトラブルと一切無縁の生活を送ってきたのですが、3月に入ってから急に痛み出した右下の奥歯。

最初は市販の痛み止めで我慢していたものの、ついに仕事に支障をきたすレベルまで悪化したところで近所の歯科クリニックへ。

原因はやはり「親知らず」でした。

レントゲン写真を見ると、1本だけ完全に横向きに生えていて、むしろなぜ42歳まで全く症状が出なかったのか不思議なくらいです。

一刻も早く抜いてほしいところでしたが、神経に触れているため大学病院でないと抜歯は難しいとのこと。

紹介状をもらい、その翌朝には大学病院へ駆け込むも(別に暇じゃないんですよ)、直近は抜歯の予約が埋まっているとのことで、やむなく3月下旬の抜歯予約を取って帰路につきました。

ここから1週間は、歯痛を堪えながら確定申告の追い込みへ。

いやでも、そもそもこの歯痛は確定申告のストレスと疲労が原因なのでは?と思っていたら、案の定、終わりが見えた残り3日あたりから痛みが急に和らいできました。

からだは正直。

まあ、腫れは残っているし、また痛んだら嫌なので予定どおり抜きますよ。

というわけで、親知らずに振り回された確定申告期でしたが、肝心の仕事の方はというと、うるう年ボーナスのおかげもあり比較的余裕をもって終えられました。

インボイスについては、新たに登録した個人クライアントは皆さん「2割特例」の対象でしたし、そもそも登録しなかったクライアント(不動産オーナーなど)も意外と多かったので、影響は軽微だったといえます。

とはいえ、今後も「2割特例」の適用可否や「簡易課税」への切り替えタイミングはきちんと管理していかなければならないので気は抜けません。

自身で申告している個人事業主の方々は、そのあたり大丈夫なのでしょうか?

おそらく税務署の申告会場などでもアナウンスしているのでしょうが、税理士でも間違えそうなケースがあるくらいですから、今後数年は少なからず混乱が生じるでしょうね。


 

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