令和2年分の確定申告を振り返る。

こんにちは。税理士の関田です。

本来であれば、確定申告期限日となる本日。

ですが、今年も新型コロナウイルスの影響により申告期限は1ヶ月延長となっております。

諸般の事情によりまだ一部の申告が終わっておらず、例年のような解放感はイマイチありませんが、とりあえず提出できる状態にある申告書はすべて提出を終えました。

先週末はおうちでプチ打ち上げ。

今年は2月が28日までしかなく(それが普通なんですけど)、しかも3月15日が月曜日という、もし延長がなければ税理士にとっては厳しいカレンダーでしたが、個人的には意外と余裕をもって終われた気がします。

その理由のひとつはおそらく、年明けの税務支援(税務署・商工会議所・青色申告会などでの無料税務相談)が新型コロナの影響で縮小されたこと。

例年は3~4日は割り当てられるのが、今年はわずか1日で済みました(よりによって3月12日というのが地味に地獄でしたが)。

引き籠って作業に集中できる時間が取れたという意味で、不謹慎ながらこれはありがたかった。

でも、税理士の派遣が減らされるということは、誰かしらにしわ寄せがいっているということなんですかね?

コロナ禍は世の中の色々な「別になくても困らなかったもの」を可視化してくれたわけですが(出社とか会議とか)、税務支援も実はこのくらいの日数で十分だったということで、これがスタンダードになってくれないかなあ(怒られそうだけど)。

もちろん、自力での申告が難しい一部の小規模納税者への支援が必要だということは理解しています。

ですが、国税庁HPでの申告書作成や電子申告がもっと普及すれば、税務支援の需要は徐々に減っていくと思うんですけどね。

ただ、悲しいことに、税務支援に従事できる若い税理士(川越は60代以下なら若手!)の数も減っているらしく、結局のところ負担減はあまり期待できないという現実。。

うーん。

よし、確定申告書の返送作業でもするとしよう。


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