2023年(令和5年)の路線価が発表に。埼玉県・川越市の路線価は?

こんにちは。税理士の関田です。

7月3日、国税庁より今年度の路線価が発表されました。

日用品の急ピッチな値上がりに悲鳴が上がる昨今ですが、果たして不動産の価格は?

全国的な傾向

全国平均は前年比1.5%のプラス(前年は+0.5%)で、2年連続の上昇となりました。

都道府県別では、前年より上昇したのが25都道府県(前年は20都道府県)、下落したのが20県(前年は27県)、長野と滋賀の2県は横ばいでした。

最も上昇率が高かったのは北海道で6.8%のプラス、最も下落率が大きかったのは和歌山県で1.2%のマイナスでした。

なお、東京都は3.2%のプラス(前年は+1.1%)です。

また、国内の最高路線価は東京都中央区銀座5丁目の文具店「鳩居堂」前の銀座中央通りとなっており、1㎡あたり4,272万円(前年は4,224万円)で38年連続トップとなりました。

埼玉県内の傾向

埼玉県内の路線価は前年比1.6%のプラス(前年は+0.4%)で、2年連続の上昇となりました。

県内の最高路線価は大宮駅西口駅前ロータリーとなっており、1㎡あたり475万円(前年は440万円)で32年連続トップとなりました。

川越市内の路線価は?

川越市内で特に地価の高いスポットにおける路線価の推移は以下の通りです。

  • 川越駅東口 : 107万円(2022年)→ 111万円(2023年)
  • 川越駅西口 : 74万円(2022年)→ 77万円(2023年)
  • 本川越駅東口 : 56万円(2022年)→ 58万円(2023年)
  • クレアモール入口(川越駅側): 99万円(2022年)→ 102万円(2023年)

まとめ

コロナ禍で一時的に下落した地価ですが、2年連続上昇で上げ幅も拡大しており、回復傾向が鮮明になってきているようです。

全国の路線価は国税庁ホームページで確認できます。


※ この記事は、投稿日現在における情報・法令等に基づいて作成しております。

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