こんにちは。税理士の関田です。

7月1日、国税庁より令和6年分の路線価が発表されました。

全国的な傾向

全国平均は前年比2.3％のプラス（前年は＋1.5％）で、3年連続の上昇となりました。

都道府県別では、前年より上昇したのが29都道府県（前年は25都道府県）、下落したのが16県（前年は20県）、2県は横ばいでした。

最も上昇率が高かったのは福岡県で5.8%のプラス、注目の東京都は5.3％のプラス（前年は＋3.2％）となっています。

ちなみに、国内の最高路線価は39年連続で東京都中央区銀座5丁目の文具店「鳩居堂」前の銀座中央通りで、1㎡あたり4,424万円（前年は4,272万円）でした。

埼玉県内の傾向

埼玉県内の路線価は前年比2.1％のプラス（前年は+1.6％）で、3年連続の上昇となりました。

県内の最高路線価は33年連続で大宮駅西口駅前ロータリーとなっており、1㎡あたり529万円（前年は475万円）でした。

川越市内の路線価は？

川越市内で特に地価の高いスポットにおける路線価の推移は以下の通りです。

• 川越駅東口 ： 111万円（2023年）→　115万円（2024年）
• 川越駅西口 ： 77万円（2023年）→　80万円（2024年）
• 本川越駅東口 ： 58万円（2023年）→　60万円（2024年）
• クレアモール入口（川越駅側）：102万円（2023年）→　106万円（2024年）

まとめ

都市部では地価の上昇が一段と加速しているようです。

建築費用の高騰の影響もあり、都心の住宅価格は一般家庭の手の届きにくいところまで来てしまいましたが、果たしてこの傾向はいつまで続くのでしょうか。

全国の路線価は国税庁ホームページで確認できます。

※　この記事は、投稿日現在における情報・法令等に基づいて作成しております。

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