持続化給付金との併給もOKに。川越市独自のコロナ支援金【拡充版】
ポイント:2020年2月~12月のいずれか1月の売上高が前年同月比「15%以上」減少した事業者に対し10万円の支援金を支給。持続化給付金を受けた事業者も対象。
こんにちは。税理士の関田です。
新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業・個人事業主を支援するため、国や都道府県とは別に、各市区町村が独自の支援策を打ち出しています。
ここ埼玉県川越市では、コロナの影響で売上高が一定以上減少した事業者を対象に「川越市中小企業者事業継続緊急支援金」制度が設けられました。
当初の支援金は2020年6月30日をもって受付を終了しましたが、支給対象者を拡充したうえで、再度受付が始まっています。
支給対象者
【拡充版】の対象となるのは、以下の要件をすべて満たす中小事業者です。
- 川越市内に事業所を有する中小企業・個人事業主(フリーランス含む)
- 必要な許認可を取得のうえ、支援金申請日までに3ヵ月以上市内で事業を営み、今後も事業を継続する意思がある
- 新型コロナウイルスの影響により、令和2年2月~12月のいずれか1月における売上高が前年同月比で「15%以上」減少している
- 前回の緊急支援金(2020年6月30日受付終了)の交付を受けていない
前回の緊急支援金では売上減少割合の要件が「15%以上50%未満」とされており、国の持続化給付金(50%以上減少)との併給はできないようになっていましたが、今回の【拡充版】は持続化給付金の支給を受けた方も対象とされています。
支給金額
支給金額は一律10万円です。
支給対象者の要件にも書いたように、前回の支援金を申請した事業者は、再度支給を受けることはできません。
申請方法
申請方法は前回と同様、「電子申請」もしくは「郵送」です。
電子申請の場合は、以下のページから申し込みます。
⇒ 川越市電子申請・届出サービス 『川越市中小企業者事業継続緊急支援金(拡充版)』
郵送の場合は、川越市のホームページより申請書類をダウンロードします(市役所や市民センター、川越商工会議所でも配布)。
いずれの場合も所定の添付書類が必要となりますが、すでに国の持続化給付金を受給している場合は、持続化給付金の給付通知書(はがき)の写しを添付することで、確定申告書や売上台帳などの添付を省略することができます。
申請期限
申請期限は2021年(令和3年)2月28日です。
ただし、予算内での支給のため、申請状況により受付終了が早まる可能性もあるとのことです。
支給対象となっている方は、川越市のホームページをご確認の上、お早めに申請を行いましょう。
※ この記事は、投稿日現在における情報・法令等に基づいて作成しております。
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